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我が国での地震は日本海溝型と南海トラフに相模トラフと全国に活断層型が有ります。世界的に海溝型地震は古代大陸への回帰現象とされる中、南極大陸の湖底には原始的海底が有り生命誕生に必要な酸素を出す微生物の円柱塔型の痕跡が存在する様です。恐竜らの全盛時代は中生代と呼ばれ 2億年前後の海底地層らが地殻変動での隆起がモンゴルの恐竜化石が出土するゴビ砂漠とエジプトのクジラの谷ら世界に点在する砂漠です。またその頃の巨木の化石が発見される事から世界的に森林が存在したと推定されます。人類に近い祖先で有る霊長目ヒト科アウストラロビテクスから約200万年、ホモサピエンスで約40万年前の以降のドイツで発見されたネアンデルタール人から我ら現生人まで僅か約6万年の短さです。人類は世界に分散し子孫を繋ぎ生きて来た人間の寿命を地球年齢で計算しますと、三秒と言われるのも納得です。
この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば
地球表面の七つとされるプレートらが年間数センチ対流移動する以上、我が日本列島も影響を受けます。古代大陸への回帰現象として、一万年後頃には伊豆七島は関東地方の真下に沈み一億年後は地球を凝縮した観光地ハワイ諸島が元の日本列島まで移動する様です。その頃には60万年周期とされるイエローストーンは超巨大噴火を起こしアメリカ大陸は分裂し日本列島、大西洋、地中海は消滅、中国沿岸辺りには途方も無い巨大山脈が出現、人類の遺産で有る万里の長城 ローマ遺跡 ピラミッド マチュピチュも消え果てた壮絶なる光景は我が地球が辿る過酷な運命なのでしょう。これはただ宇宙的な現象として数億年単位で地球大陸の拡大と縮小が繰り返されるに過ぎないのです。
君が行く海辺の宿に霧立たば吾が立ち嘆く息と知りませ
非道なる欲望と矛盾が渦巻く人の世の愚かさ故に、有りて有る者より決別の虹を示された人類ですが、バンゲア大陸より約五億年経過した過去に人類の痕跡は無く、奇跡的に現在の今世紀のみに存在し繁栄した人類の終末なら、その豊かな文明を証明するべくタイムカプセルを世界が残しましょう。そして未来世紀に再度の地球復活の奇跡を全人類の願望とするにしても、愛する地球が壊滅的世紀末を迎える事は儚き天命なのでしよう。現在地球は存続の折り返し点とされ天の川銀河とアンドロメダ星雲は約40億年後の衝突で地球は完全に消滅する宿命ですが、地球が本格的活動期突入なら一億年も存在するでしょうか。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。奢れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し 猛き人も遂いに滅びぬ、ひとえに風の前の塵に似たり。と世に示す
武蔵野や行けども秋の果てぞなき如何なる風の末に吹くらむ
阪神淡路地震から30年で東北 熊本 能登と四回の地震被害でした。1923年前回の関東大地震から100年を経過しましたが、この時は相模トラフの地震と言われ熱海海岸と房総半島で津波は10mを超える津波が襲来し大きな被害に成りました。その時都心部でも5m程の津波で被害に成った様ですが、三浦半島が大津波を防いだと言われます。2011/3月の東日本大地震は前回から115年目に起きました。過去に帝国大学の地震学者大森房吉VS今村明恒助教授の地震予知公表論争も有る様に、関東地方も前回から100年を経過します。仮に震源地が相模湾では無く東京湾下の日本海溝付近でしたら影響は無いでしょうか。東京駅周辺で標高は 3 m 程しか無く、湾岸の6区らのゼロm地帯など約280万人への被害は想定されますし、都心部霞が関駅地下に集中する地下鉄への影響なども有り、海が静かな時代にこそ、津波防御壁の敷設が必要な時期と思われます。
夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里
最近沿岸の津波対策は巨大化する傾向に有りますが、津波の破壊力に抵抗する現在の工法としての設置ですが、いま青森から千葉県に至る400kmに渡り万里の長城的なコンクリート製「w9mH14m」の巨大防潮堤の計画が有ります。僭越ながら当社特許の鉄鋼防潮壁と国土省のコンクリート壁の二者二択を採用して頂きますと、山とか崖の部分はコンクリート壁で、また港とか浜辺付近は海面下に埋設する鉄鋼防潮壁の採用により、沿岸住民日常の違和感は解消されのでは無いでしょうか。またコンクリート防潮堤の寿命は約五十年とされますが、鉄鋼ですと約百年は持つ様で、コンクリート製は地震津波で破壊される事例も散見されます。津波被害による国民の安全対策は、将来の子孫には勿論の事、全国に点在する原子力発電所の二重の津波防御も効率よく防衛出来る様な新たな発想の技術提供が求められる時代と言えます。